FUNDINNO(462A)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
FUNDINNO(462A)は、当社及び連結子会社(株式会社FUNDINNO GROWTH)の2社で構成されており、「未上場企業エクイティプラットフォーム事業」を展開しております。
(1)リスクマネーの循環サイクルの創出
当社グループが展開する未上場企業エクイティプラットフォーム事業は、「プライマリー領域」「グロース領域」「セカンダリー領域」から構成され、これらにより、リスクマネーの循環サイクルを実現しております。
プライマリー領域において、投資家からスタートアップへの資金供給/スタートアップの資金調達が行われ、グロース領域において、資金調達したスタートアップに対して経営支援や成長支援を行い、セカンダリー領域において、未上場株式を保有する法人や個人の投資家に対して売却機会を提供しております。投資回収した資金を投資家が再びスタートアップへ投資することを繰り返すことで、リスクマネーの循環サイクルを創出しております。
主に、投資家からスタートアップへの資金供給/スタートアップの資金調達から循環サイクルが生まれることから、プラットフォーム構築の順番としてプライマリー領域から重点的に取り組んでおり、2024年10月期におけるそれぞれ営業収益及び営業収益合計に占める割合は、プライマリー領域が805,869千円(68.0%)、グロース領域が358,017千円(30.2%)、セカンダリー領域が20,918千円(1.8%)であります。
[事業系統図]
初値予想
FUNDINNO(462A)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「未上場企業エクイティプラットフォーム事業の運営等」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、微妙
第10期第3四半期連結累計期間、利益を確保している(営業収益は1,832,618千円、純営業収益は1,655,197千円、営業利益は159,329千円、経常利益は166,614千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は162,195千円)が、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2025/11/18】
仮条件がでました。
想定価格:570円
仮条件 :600~620円
想定価格から見て、仮条件がほぼ維持なので、当選本数のリスクが大きいと判断し、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
| 新規上場会社名 | FUNDINNO |
| 独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
| 初値期待度 | △ |
| 人気度 | ○ (事業内容:未上場企業エクイティプラット フォーム事業の運営等) |
| 業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):ー |
| 当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
| ■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 事業の内容 | 未上場企業エクイティプラットフォーム事業の 運営等 |
| 業種別分類・コード | 証券、商品先物取引業・462A |
| 公募株数 | 87,700株 |
| 売出株数 | 2,330,000株 |
| OA株数 | 362,600株 |
| 当選本数(売買単位:100株) | 27,803本 |
| 仮条件決定日 | 11/18 |
| BB期間 | 11/19~11/25 |
| 公開価格決定日(当選日) | 11/26 |
| 申込期間 | 11/27~12/2 |
| 上場日 | 12/5 |
| 主幹事証券 | 野村證券 |
| 幹事証券 | 岡三証券 SBI証券 東洋証券 東海東京証券 松井証券 岩井コスモ証券 フィリップ証券 今村証券 三田証券 楽天証券 マネックス証券 |
事業規模
| 想定価格 | 570円 |
| 上場時発行済み株式総数 | 23,096,901株 |
| 想定時価総額 | 131.7億円 |
| 吸収金額 | 15.8億円 |
| 案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
0 件のコメント:
コメントを投稿