【IPO新規】伊澤タオル(365A)の初値予想とBBスタンスについて

2025/06/03

IPO新規

t f B! P L

伊澤タオル(365A)の新規上場が決まりました。

わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。

事業内容(概要)

伊澤タオル(365A)は、消費者目線を第一として日用品としてのタオルの使い心地にこだわり続けており、「悩んだらこのタオルを買えば間違いない」というタオルのグローバル・スタンダードを創ることをビジョンに掲げております。小売店やキャラクターIP事業者へのタオル製品の企画・販売及びECサイト・Amazon内における自社ブランド「タオル研究所」を軸に、「タオル製品等の企画、製造及び販売」の単一セグメントで事業を展開しているファブレスメーカーです。

当社が事業領域としているタオル業界は、ギフト需要やイベント需要を除く生活需要領域です。当社の主な販売先は、CVS(コンビニエンスストア)、IP事業者(玩具メーカー)、EC事業者、DS(ディスカウントストア)、HC(ホームセンター)、GMS(総合スーパー)、DgS(ドラッグストア)等です。

[事業系統図]



初値予想

伊澤タオル(365A)の上場において、気になる点は下記になります。

  • テーマ的には、「タオル製品等の企画・製造及び販売」で普通
  • 業績は、普通
  • 当選本数は、微妙
第4期事業年度、利益を確保している(売上高は9,825,360千円(前年同期比1.1%減)となりました。また、円安の進行、人件費や運送費単価の上昇等の影響により、営業利益は638,137千円(前年同期比34.2%減)、為替差益の減少により経常利益は980,080千円(前年同期比44.7%減)、当期純利益は578,533千円(前年同期比47.6%減)、のれん償却前当期純利益(当期純利益+のれん償却額)は780,073千円(前年同期比40.2%減))が、当選本数が多めを考慮すると、公募割れの可能性があると判断します。

BBの参加スタンス

現時点でのBBスタンス;

  • 様子見で、『仮条件』で判断


【更新日:2025/6/3】

仮条件がでました。

想定価格:700円
仮条件 :700~750円

想定価格から見て、仮条件が維持なので、当選本数のリスクが大きいと判断し、判定を維持「△」

BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。


独自評価

新規上場会社名伊澤タオル
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク)
初値期待度
人気度
(事業内容:タオル製品等の企画・製造及び
販売)
業績
評価項目:
 売上高(10% 以上):△
 経常利益(10% 以上):△
 当期純利益(10% 以上):△
 自己資本比率(40%以上):○
 自己資本利益率(10% 以上):○
当選枚数△:
 普通(~20,000本):○※
 多い(20,001本~):△
 ※売出株数の影響を考慮要

上場スケジュール

■JPX:新規上場会社情報より引用
市場区分スタンダード市場
事業の内容タオル製品等の企画・製造及び販売
業種別分類・コード繊維製品・365A
公募株数3,750,000株
売出株数0株
OA株数562,500株
当選本数(売買単位:100株)43,125本
仮条件決定日6/3
BB期間6/4~6/10
公開価格決定日(当選日)6/11
申込期間6/12~6/17
上場日6/20
主幹事証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SBI証券
幹事証券モルガン・スタンレーMUFG証券
SMBC日興証券
野村證券
アイザワ証券
岩井コスモ証券
東海東京証券
松井証券

事業規模

想定価格700円
上場時発行済み株式総数10,000,000株
想定時価総額70.0億円
吸収金額30.2億円
案件規模小型案件


企業業績


では、また!!



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のんびりとした資産運用が長い「令和のIPOおじさん」です。
「老後資金2000万円問題」を切っ掛けにIPOに本格参戦!!

下記テーマを中心に発信していきたいと思います。
・新規上場会社のリスク分析(初値予測やBBなど)
・資産運用に関わる情報(節税、確定申告など)
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