JRC(6224)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
JRC(6224)は、当社及び100%子会社である、JRC C&M株式会社、株式会社大成、吉艾希商事(瀋陽)貿易有限公司、により運営されております。
当社グループでは、「世の中の「不」をなくす」をビジョンに掲げ、主に屋外用ベルトコンベヤ部品の製造・販売、コンベヤ課題解決ソリューションを提供する「コンベヤ部品事業」(セグメント名称は「コンベヤ事業」)と、製造業における人手不足という社会課題に対し、ロボットによる自動化技術で解決・支援する「ロボットSI事業」の両輪で、時代が直面する課題を解決し、社会発展の基盤づくりに貢献するソリューションを創造しています。
なお、当社グループの2023年2月期における連結売上高及び構成比は、コンベヤ事業が84億57百万円(94.4%)、ロボットSI事業が5億3百万円(5.6%)となっております。
(コンベヤ事業)
主にコンベヤ部品(アイドラ、ローラ、軽量型アイドラ・ローラ、プーリ、コンベヤ周辺機器、特殊品・実績品等)の設計及び製造、販売をしております。
(ロボットSI事業)
製造現場の人材不足、生産性改善といった課題を解決するために、協働ロボットやパラレルリンクロボットを用いたロボットシステムを提供しております。
[事業系統図]
初値予想
JRC(6224)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「コンベヤ部品の設計・製造・販売及びコンベヤ設備の運用改善/メンテナンス、ロボットを活用した自動設備などの設計・製造・販売」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、微妙
第33期第1四半期累計期間、利益を確保している(売上高は19億72百万円、営業利益1億95百万円、経常利益1億91百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億27百万円)が、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2023/7/24】
仮条件がでました。
想定価格:1,005円
仮条件 :1,000~1,110円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | JRC |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:コンベヤ部品の設計・製造・販 売及びコンベヤ設備の運用改善/メンテナン ス、ロボットを活用した自動設備などの設計 ・製造・販売) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):○ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):△ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | コンベヤ部品の設計・製造・販売及びコンベヤ 設備の運用改善/メンテナンス、ロボットを活用 した自動設備などの設計・製造・販売 |
業種別分類・コード | 機械・6224 |
公募株数 | 50,000株 |
売出株数 | 6,115,300株 |
OA株数 | 924,700株 |
当選本数(売買単位:100株) | 70,900本 |
仮条件決定日 | 7/24 |
BB期間 | 7/25~7/31 |
公開価格決定日(当選日) | 8/1 |
申込期間 | 8/2~8/7 |
上場日 | 8/9 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 みずほ証券 |
幹事証券 | 大和証券 ㈱SBI証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 岩井コスモ証券 松井証券 丸三証券 東海東京証券 楽天証券 岡三証券 マネックス証券 |
事業規模
想定価格 | 1,005円 |
上場時発行済み株式総数 | 12,672,860株 |
想定時価総額 | 127.4億円 |
吸収金額 | 71.3億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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