エコム(6225)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
エコム(6225)は、工業炉の設計から稼働後の保守サービスまで全工程を一貫して行う、「熱技術総合エンジニアリング企業」です。エコムという社名はEcology(環境) & Combustion(燃焼)から派生する造語であります。「熱のスペシャリスト集団」として、工場の省エネルギー化を実現し「加熱技術で環境問題に取り組む企業」を企業目標に掲げております。
事業セグメントは、①工業炉の開発・設計・製造を行う「産業システム事業」と、②工業炉の点検、監視、改造工事を行う「保守サービス事業」で構成されております。設計のみ、製造のみを請け負うメーカーが多い中、川上の設計から川下の保守までの一連の工程すべてを自社で行えることが当社の強みであります。
[事業系統図]
初値予想
エコム(6225)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「工業炉の開発・設計・製造及び保守点検」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、普通
第38期第1四半期累計期間、売上の伸びは見えないが、利益(売上高402百万円、営業利益34百万円、経常利益33百万円、四半期純利益17百万円)があり、IPO人気を考慮すれば、
公募割れの可能性が少ないと判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2023/3/16】
仮条件がでました。
想定価格:1,680円
仮条件 :1,600~1,680円
想定価格から見て、仮条件の価格が下振れなので、判定を変更「○→△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | エコム |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | ○→△ |
人気度 | ○ (事業内容:工業炉の開発・設計・製造及び 保守点検) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):△ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):△ |
当選枚数 | ○: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | 名証メイン |
事業の内容 | 工業炉の開発・設計・製造及び保守点検 |
業種別分類・コード | 機械・6225 |
公募株数 | 20,000株 |
売出株数 | 120,000株 |
OA株数 | 21,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 1,610本 |
仮条件決定日 | 3/13 |
BB期間 | 3/15~3/22 |
公開価格決定日(当選日) | 3/23 |
申込期間 | 3/24~3/29 |
上場日 | 3/31 |
主幹事証券 | 東海東京証券 |
幹事証券 | SBI証券 SMBC日興証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券 極東証券 岡三証券 水戸証券 安藤証券 丸三証券 |
事業規模
想定価格 | 1,680円 |
上場時発行済み株式総数 | 1,033,500株 |
想定時価総額 | 17.4億円 |
吸収金額 | 2.7億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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