リガク・ホールディングス(268A)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
リガク・ホールディングス(268A)グループは、「科学技術の進歩を通して人類社会の発展に貢献する」を企業理念として、X線回折、蛍光X線分析、X線透過(イメージング)分析など、X線技術を中心とした最先端の分析ソリューションを研究開発や産業用途に提供している理科学機器の専門メーカーです。1951年の創業から70年を超えるグループの歴史を通して、国内のみならず、アメリカ、ヨーロッパ、中東、中国、アジアを網羅する世界各地の拠点をベースに、90ヵ国を超える世界各国においてX線技術を中心とした分析機器の開発、製造、販売、サービスなどの事業を展開し、お客さまとともに成長を続けております。
[事業系統図]
初値予想
リガク・ホールディングス(268A)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「X 線技術等を用いた理科学機器の製造・販売」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、微妙
第4期中間連結会計期間、利益を確保している(売上収益は42,779百万円(前年同期比19.1%増)、営業利益は8,672百万円(同29.1%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益は6,508百万円(同40.7%増))が、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2024/10/10】
仮条件がでました。
想定価格:1,230円
仮条件 :1,230~1,260円
想定価格から見て、仮条件の価格維持で、当選本数のリスクが大きいと判断し、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | リガク・ホールディングス |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (X 線技術等を用いた理科学機器の製造・ 販売) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):○ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):△ |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | プライム市場 |
事業の内容 | X 線技術等を用いた理科学機器の製造・販売 |
業種別分類・コード | 精密機器・268A |
公募株数 | 37,879,400株 |
売出株数 | 0株 |
OA株数 | 13,369,200株 |
当選本数(売買単位:100株) | 512,486本 |
仮条件決定日 | 10/9 |
BB期間 | 10/10~10/16 |
公開価格決定日(当選日) | 10/17 |
申込期間 | 10/18~10/23 |
上場日 | 10/25 |
主幹事証券 | 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
幹事証券 | モルガン・スタンレーMUFG証券 大和証券 みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 BofA証券 JPモルガン証券 |
事業規模
想定価格 | 1,230円 |
上場時発行済み株式総数 | 225,268,600株 |
想定時価総額 | 2,770.8億円 |
吸収金額 | 630.4億円 |
案件規模 | 中型案件 |
企業業績
では、また!!
0 件のコメント:
コメントを投稿