PRISM BioLab(206A)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
PRISM BioLab(206A)は、これまで創薬が困難とされていた標的(Undruggable Targets)を創薬可能(Druggable)にすることで新たな創薬パラダイムを作り出し、治療法のなかった病気を治療することを目標に、新たな創薬基盤を構築して新薬開発に取り組んでおります。
当社は、独自の創薬基盤技術である「PepMetics技術」を活用した医薬品の研究開発を行い、製薬会社等と提携、共同研究、導出することにより収入を得る創薬事業を展開しております。
[事業系統図]
初値予想
PRISM BioLab(206A)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「独自の創薬基盤(PepMetics 技術)を用いた新規医薬品の研究・開発」で普通
- 業績は、微妙
- 当選本数は、微妙
第13期第2四半期累計期間、利益を確保していず(売上高は、自社開発事業におけるマイルストン収入及び共同開発事業における一時金及び共同研究収入の受領により、合計115,482千円となり、営業損失は334,331千円となりました。また、営業外収益として為替差益16,557千円、営業外費用として株式交付費5,250千円を計上したこと等により、経常損失は322,855千円となり、さらには当社が保有する固定資産について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、減損損失を12,593千円、特別損失として計上したこと等により、当第2四半期純損失は336,052千円)、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2024/6/16】
仮条件がでました。
想定価格:435円
仮条件 :435~450円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | PRISM BioLab |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:独自の創薬基盤(PepMetics 技 術)を用いた新規医薬品の研究・開発) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):△ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | 独自の創薬基盤(PepMetics 技術)を用いた 新規医薬品の研究・開発 |
業種別分類・コード | 医薬品・206A |
公募株数 | 4,000,000株 |
売出株数 | 0株 |
OA株数 | 600,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 46,000本 |
仮条件決定日 | 6/14 |
BB期間 | 6/17~6/21 |
公開価格決定日(当選日) | 6/24 |
申込期間 | 6/25~6/28 |
上場日 | 7/2 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | 大和証券 みずほ証券 SBI証券 岩井コスモ証券 松井証券 丸三証券 |
事業規模
想定価格 | 435円 |
上場時発行済み株式総数 | 35,354,800株 |
想定時価総額 | 153.8億円 |
吸収金額 | 20.0億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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