ブルーイノベーション(5597)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
ブルーイノベーション(5597)は、複数の自律移動ロボット(ドローンやAGV(Automated Guided Vehicle)などを指す)を遠隔で制御し、統合管理するためのソフトウェアプラットフォームであるBlue Earth Platform(以下、BEP)を基軸に、人が実施していた設備の点検、物流等の業務を、ドローンやAGVで代替して実施することにより効率化や安全化、省力化を図ることを目的としたソリューションの提供を行っております。
当社の事業は、主にドローンを基軸として、点検、教育、物流及びネクスト(新規ソリューション創造)の4つのソリューションを提供しております。2022年度における各ソリューションの売上比率は、点検が36%、教育が27%(基礎教育19%、応用教育8%)、物流が28%、ネクストが9%です。
[事業系統図]
初値予想
ブルーイノベーション(5597)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「複数のドローン・ロボットを遠隔で制御し、統合管理するためのデバイス統合プラットフォームであるBlue EarthPlatform®(BEP)をベースに、点検・教育・物流等のサービスを開発・提供」で普通
- 業績は、微妙
- 当選本数は、普通
第25期第3四半期累計期間、利益を確保していず(売上高747,545千円、売上総利益368,937千円、営業損失274,211千円、経常損失268,540千円、四半期純損失271,465千円)を考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2023/11/27】
仮条件がでました。
想定価格:1,300円
仮条件 :1,220~1,320円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | ブルーイノベーション |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:複数のドローン・ロボットを遠 隔で制御し、統合管理するためのデバイス統 合プラットフォームであるBlue Earth Platform®(BEP)をベースに、点検・教育 ・物流等のサービスを開発・提供) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):△ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | ○: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | 複数のドローン・ロボットを遠隔で制御し、統 合管理するためのデバイス統合プラットフォー ムであるBlue Earth Platform®(BEP)をベー スに、点検・教育・物流等のサービスを開発・ 提供 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・5597 |
公募株数 | 550,000株 |
売出株数 | 196,200株 |
OA株数 | 111,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 8,572本 |
仮条件決定日 | 11/24 |
BB期間 | 11/27~12/8 |
公開価格決定日(当選日) | 12/4~12/8 |
申込期間 | 12/5~12/14 |
上場日 | 12/12~12/18 |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 楽天証券 岡三証券 マネックス証券 松井証券 |
事業規模
想定価格 | 1,300円 |
上場時発行済み株式総数 | 3,829,351株 |
想定時価総額 | 49.8億円 |
吸収金額 | 11.1億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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