【IPO新規】ｔｒｉｐｌａ(5136)の初値予想とBBスタンスについて

ｔｒｉｐｌａ(5136)の新規上場が決まりました。

わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。

事業内容(概要)

ｔｒｉｐｌａ(5136)は、宿泊施設向けに、「tripla Book」を中心に、「tripla Bot」、「tripla Connect」、「tripla Pay」等を提供しております。

「tripla Book」は、2019年７月のサービス提供の当初から宿泊施設向けのクラウド型の公式サイト予約システムとして、宿泊施設の公式サイトに、当社で用意したJava Scriptを埋め込むことにより、宿泊施設の公式サイト上で予約が可能となるウィンドウが表示され、自社予約を実装できるサービスを提供しております。

「tripla Bot」は、宿泊施設等の公式サイト上にチャットボットを表示させ、ユーザー(宿泊客等)からの質問に対し、当社で開発したAIが自動的に回答するサービスです。

tripla Connectは、宿泊施設向けに特化したCRM・MAツールです。2022年１月より販売開始いたしました。宿泊施設は、複数の経路によりユーザーのデータを取得し、データをセグメントに分け分析・可視化し、セグメントごとにマーケティング施策を実施することで、自社予約の増加につなげます。

tripla Payは、宿泊施設向けに特化し、現地決済の仕組みを提供するサービスです。2022年５月より販売開始いたしました。

［事業系統図]

初値予想

ｔｒｉｐｌａ(5136)の上場において、気になる点は下記になります。

• テーマ的には、「宿泊施設等に対する、公式サイト予約システム「tripla Book」、AI チャットボットシステム「tripla Bot」等のサービスの提供」で普通
• 業績は、普通
• 当選本数は、普通

第８期第３四半期累計期間、売上の伸びは見えないが、利益（営業収益は554,772千円(前年同期比62.8%増)、営業利益は17,988千円、経常利益は18,537千円、当期純利益は11,515千円）があり、IPO人気を考慮すれば、公募割れの可能性が少ないと判断します。