守谷輸送機工業(6226)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
守谷輸送機工業(6226)は、当社と非連結子会社1社(上海守谷電梯有限公司)の計2社により構成されており、国内及び海外において、エレベーター等の製造、販売、据付及び保守・修理事業を行っております。
当社は、1950年3月に設立され、専業メーカーとしてエレベーター等の製造から据付、保守・修理までの一貫した事業を展開してまいりました。
国内では、主に荷物用及び船舶用エレベーターに係る事業活動を営んでおりますが、当社が2つの工場とテクニカルセンター、8つの支店・事務所及び保守・修理業務の委託先として48のサービス拠点を有して国内の全地域をカバーしているほか、本社内に「守谷サービス情報センター」を設置し、保守契約先からのエレベーター等の異常/故障の発生連絡に対して24時間365日の受付対応を行うなど、経営資源をエレベーター事業に集中して投下する
ことで顧客の様々なニーズに応えております。
海外では、上海守谷電梯有限公司が中国における資材調達窓口として当社の購買代理業務を担っており、当社グループの仕入コストの低減に重要な役割を果たしているほか、中国における船舶用エレベーターの据付、保守業務等を展開しております。
[事業系統図]
初値予想
守谷輸送機工業(6226)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「荷物用エレベーター等の製造、据付工事、販売及び保守・修理事業」で普通
- 業績は、普通
- 公開株数は、微妙(多い)
第75期第3四半期累計期間、売上の伸びは見えないが、利益を確保している(売上高は9,896,423千円となり、営業利益は1,227,118千円、経常利益は1,257,368千円、四半期純利益は795,663千円)が、公開株数が多いことと、ウクライナ問題における株価への影響を考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2022/3/1】
仮条件がでました。
想定価格:770円
仮条件 :730~810円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定も維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | 守谷輸送機工業 |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:荷物用エレベーター等の製造、据 付工事、販売及び保守・修理事業) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):○ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | 市場第二部 |
事業の内容 | 荷物用エレベーター等の製造、据付工事、販売 及び保守・修理事業 |
業種別分類・コード | 機械・6226 |
公募株数 | 2,130,000株 |
売出株数 | 2,130,000株 |
OA株数 | 639,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 48,990本 |
仮条件決定日 | 3/1 |
BB期間 | 3/2~3/8 |
公開価格決定日(当選日) | 3/9 |
申込期間 | 3/10~3/15 |
上場日 | 3/17 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | 東海東京証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 みずほ証券 マネックス証券 SBI証券 |
事業規模
想定価格 | 770円 |
上場時発行済み株式総数 | 17,333,000株 |
想定時価総額 | 133.5億円 |
吸収金額 | 37.7億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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