【更新日:2020/03/31】上場中止
サイバートラスト (4498)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて説明します。
事業内容
サイバートラスト (4498)は、当社と連結子会社2社及び持分法適用関連会社3社で構成されており、「トラストサービス事業」を主たる業務としています。
主な事業は下記になります。
- 【認証・セキュリティサービス】パブリック証明書サービス(総務大臣認定を取得し、犯収法に対応したオンラインでの本人確認や現況確認を実現するクラウドサービス)、デバイス認証証明書サービス(ebTrust監査に合格した書面の電子化や電子契約のための信頼性の高い電子署名用証明書)、電子認証サービス(書面の電子化や電子契約で求められる長期にわたる真正性を保証する長期署名に対応したクラウドサービス)
- 【OSSサービス】、Linux OS「Asianux Server(MIRACLE LINUX)」を、企業向けLinuxサーバー用途のほか、車載システムや産業用コンピューター、各種アプライアンス製品など特定業務用機器への組込み用途に提供
- 【IoTサービス】EMLinux(IoTなどの組込み機器の開発向けの組込みLinux「EMLinux」を提供)、セキュアIoTプラットフォーム(公開鍵基盤(PKI)と多角的な認証によるIoT機器や利用者の真正性の確保と、暗号化による機密性の保持、電子署名による改ざん防止・安全性確保等の機能を備え、OSやソフトウエアをセキュアに更新する仕組みを一括して提供するシステム基盤を提供)、EM+PLS(長期間使用できるIoT・組込み機器専用のLinuxと、ライフサイクルを通してIoT機器の真正性を担保するプラットフォーム、IoT機器の脆弱性を検査するツールをメニュー化し、IoT製品の継続的な開発と長期利用を支援するサービス「EM+PLS(イーエムプラス)」を提供)
[事業系統図]
初値予想
サイバートラスト (4498)の上場における初値予想について下記します。
- テーマ的には、IoTサービスと言うことで、人気が出そう
- 事業的には、当期純利益が気になりますが、大きな問題は無い
- 公開株数は、普通
以上のことから、公募割れの可能性はないと判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
- 全力申込み
独自評価
新規上場会社名 | サイバートラスト |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | ○ |
人気度 | ○ (事業内容:トラストサービス事業) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):○ 当期純利益(10% 以上):△(-27.6%) 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):△(6.8%) |
当選枚数 | ○ 基準: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | マザーズ |
事業の内容 | トラストサービス事業 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・4498 |
公募株数 | 150,000株 |
売出株数 | 200,000株 |
OA株数 | 52,500株 |
当選本数(売買単位:100株) | 4,025本 |
仮条件決定日 | 3/31 |
BB期間 | 4/1~4/7 |
公開価格決定日(当選日) | 4/8 |
申込期間 | 4/9~4/14 |
上場日 | 4/17 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | SBI証券 |
事業規模
想定価格 | 1,150円 |
上場時発行済み株式総数 | 3,810,600株 |
想定時価総額 | 43.8億円 |
吸収金額 | 4.6億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
経営成績の状況第19期連結会計年度(抜粋)
本業の収益性につきましては、合併の影響で営業利益については増加しております。また営業利益率については前年比で下がっておりますが、これは合併により増加した費用や本社移転によるものであり、今後経営資源統合が進むことで改善されると見込んでおります。
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