ミアヘルサ(7688)の新規上場が決まりました。
ミアヘルサ(7688)は、医薬事業本部、介護事業本部、保育事業本部、食品事業本部で構成されており、各事業本部の事業内容は次のとおりです。
医薬事業本部
医療分野における医薬事業として調剤薬局を営んでおります。「日生薬局」という屋号の下で、東京都を中心とした首都圏で41店舗を運営しております。出店形態としては、大型総合病院前の門前型調剤薬局を中心としながら、医療モール等へも出店しており、地域に密着した調剤薬局を展開しています。
[事業系統図]
介護事業本部
東京都・埼玉県・千葉県内において、介護保険法、老人福祉法、高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく各種介護サービスを提供しています。
[事業系統図]
保育事業本部
東京都内において認可保育所を15園、認証保育所を1園、院内保育所(運営受託)を1園、神奈川県内において認可保育所を3園、千葉県内において認可保育所を3園運営しています。
[事業系統図]
食品事業本部
食品事業本部においては、足立区・葛飾区の公立小中学校約170校に対する給食用食材、及び同区内の保育園・介護施設、その他一般飲食店等に対する食材の卸売業をしています。
[事業系統図]
初値予想
ミアヘルサ(7688)の上場における初値予想について下記します。
- テーマ的には、調剤薬局、保育園、介護事業所の運営と言うことで、人気は普通
- 事業的には、売上の伸び無い
- 公開株数は普通
- 「リビングプラットフォーム(7091)」、「ドラフト(5070)」と同時上場(3社)
売上の伸びが無いミアヘルサ(7688)は、3社同時上場の影響を受け、公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンスは、下記になります。
- 様子見で、『仮条件』で判断
【更新日:2020/02/26】
仮条件がでました。
想定価格:2,330円
仮条件 :2,030~2,330円
想定価格から見ると、仮条件の価格は想定の範囲内と考え、判定を維持。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
会社名 | ミアヘルサ |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:調剤薬局、保育園、介護事業所の運営等) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):△(-1.7%) 経常利益(10% 以上):△(-40.7%) 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):△(16.6%) 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | ○ 基準: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | JASDAQ |
事業の内容 | 調剤薬局、保育園、介護事業所の運営 |
業種別分類・コード | 小売業・7688 |
公募株数 | 300,000 |
売出株数 | 300,000 |
OA株数 | 90,000 |
当選本数(売買単位:100株) | 6,900本 |
仮条件決定日 | 2020 年 2 月 26 日 |
BB期間 | 2020 年 2 月 28 日から 3 月 5 日まで |
公開価格決定日(当選日) | 2020 年 3 月 6 日 |
申込期間 | 2020 年 3 月 9 日から 3 月 12 日まで |
上場日 | 2020 年 3 月 17 日 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 大和証券 SBI証券 マネックス証券 |
事業規模
想定価格 | 2,330円 |
上場時発行済み株式総数 | 2,240,000株 |
想定時価総額 | 52.2億円 |
吸収金額 | 16.1億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
第35期事業年度
介護事業・保育事業の増益及び医薬事業の減益により、売上高16,134百万円(前年同期比1.7%減)、営業利益217百万円(前年同期比42.6%減)、経常利益221百万円(前年同期比40.7%減)となりましたが、特別利益に計上された保育園開設に伴う設備補助金が前年同期比で増加したことに加え、特別損失に計上された減損損失が前年同期比で減少したことで、税引前当期純利益は増加し、当期純利益339百万円(前年同期比10.2%増)となりました。
では、また!
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