今回は、岡三オンライン証券について調べてみました。
岡三オンライン証券は、IPO(新規公開株)申込時、事前入金不要です。(すばらしい!(^_^))
参考)IPO(新規公開株)申込時、事前入金不要の証券会社;
- 野村證券
- 岡三オンライン証券
- 松井証券
- ライブスター証券
- むさし証券(トレジャーネット)
- DMM.com証券
1.特徴
岡三オンライン証券の主な特徴は下記になります。
- IPO申込時の事前入金不要!
- IPO引受数6位(2019年の引受数:37社/86社中)
- IPO主幹事引受数(2019年の主幹事引受数:0社)
- IPO抽選はステージ制抽選
- 口座数(2019年:約23万口座)
次に抽選について説明します。
2.抽選について
岡三オンライン証券の抽選は、ステージ制を使用した3段階方式です。
ステージ制抽選
岡三オンライン証券のIPO抽選は、抽選対象者ごとにシステム的に番号(乱数)を付し、その番号を対象に抽選を行います。
この際、過去の取引実績に応じて抽選対象者をステージS、ステージA、ステージBの3ステージに分け、下記3回の抽選を行います。
- 第一抽選(対象:ステージS)
- 第二抽選(対象:ステージSおよびA)
- 第三抽選(対象:ステージS、AおよびB)
すなわち、ステージSの方は3回抽選に参加でき、ステージAの方は2回、そして、ステージBの方は1回になります。
各抽選における当選株数の割り振りについては、下記のようになります。
- 第三抽選:割当株数の10%を下回らない最小単元数
- 第一抽選、第二抽選:残りを二分(各約45%)※
※二分し余りが生じた場合は第一抽選に割り振ります。
申込時の事前入金が不要です。(すばらしい!(^_^))
ただし、当選後の購入時に、購入資金の入金が必要になります。
抽選の割合について、少し調べてみました。
日本証券業協会の「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」の岡三オンライン証券のデータから、新規公開株の個人のお客様への配分は下表のようになっていました。
項目 | 抽選の割合 | 備考 |
第一抽選、第二抽選 | 約90% (二分) | 例)ワシントンホテル: 引受単元数:5 第一・二抽選単元数:4(各2) |
第三抽選 | 約10%以上 | 第三抽選単元数:1 |
次に、ステージ制について説明します。
3回抽選に参加できるステージSの条件が気になります。
ステージの基準
ステージの種類 | 判定基準 |
ステージS | 判定期間中に一度でも信用取引手数料優遇コース「プレミアゼロ」 または「プラチナ」が適用または、判定期間中の手数料合計が 100万円以上「プレミアゼロ」コース 日本株累計売買金額が10億円以上、投資信託の平均残高が 3,000万円以上 または 信用建玉の平均残高が5,000万円以上「プラチナ」コース 日本株累計売買金額が5億円以上 または 投資信託の平均残高が 1,000万円以上 |
ステージA | 判定期間中の手数料合計が10万円以上100万円未満 |
ステージB | 判定期間中の手数料合計が10万円未満 |
※判定期間:前月21日から当月20日までの1カ月間の売買代金(現物取引・信用取引)の合計額。
はやり、ステージSは難しそうですね!
第三抽選に割り振られた単元数のデータを見ると、『1単元』。当たりそうもないですね!
でも、抽選の参加は無料ですので、親切な証券会社かもしれませんね。(^_^)
3.手数料について
岡三オンライン証券の手数料(インターネット)は下記になります。
定額プラン | |
1日の約定代金合計額 | 税抜(税込):上限 |
~10万円 | 0円 |
~20万円 | 0円 |
~50万円 | 0円 |
~100万円 | 800円(880円) |
以降100万円 増加ごとに | 500円(550円) ずつ増加 |
※現物株式の取引手数料は、定額プランなら最低手数料は0円。
ワンショット | |
1注文の約定代金 | 税抜(税込):上限 |
~10万円 | 99円(108円) |
~20万円 | 200円(220円) |
~50万円 | 350円(385円) |
~100万円 | 600円(660円) |
~150万円 | 1,000円(1,100円) |
~300万円 | 1,500円(1,650円) |
以降100万円 増加ごとに | 300円(330円)ずつ増加 ※3,000円(3,300円)を上限 |
現物株式の取引手数料が、定額プランなら50万円まで最低手数料は0円、魅力ですね。
ただ、IPOの初値高騰の場合、50万円以上になるので、『定額プラン』と『ワンショット』の選択で悩みますね。(^_^)
では、また!
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