辻・本郷ITコンサルティング(476A)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
当社グループの事業はDXに関するプラットフォーム事業の単一セグメントですが、当社グループのMissionの追求並びにVisionを達成するために、コンサルティングドメイン、テクノロジードメイン及びオペレーションドメインの3つのドメインにおいて、事業を運営しております。
近年のデジタル技術を活用した変化の激しいビジネス環境に対応し、企業競争優位性の確立を目的とする「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の推進が社会的に意識されております。このDX実現のためには社内資産のみならず、適切な外部人材の活用や、外部システムの調達等の社外資産も必要であるといわれております。
また一方で、インボイス制度の施行、電子帳簿保存法の義務化といった法的整備に伴い業務上の課題が顕在化しております。
私たちは、辻・本郷税理士法人をはじめとする士業事務所や資本業務提携先である伊藤忠商事株式会社との強固なネットワークを基盤に、専門性の高いサービスをワンストップで提供することを強みにしております。顧客における業務の現状を詳細に分析・把握し、抽出した課題に対して中立的な立場で組織の業務フロー改善に最適なサービスを提供することにより収益の向上を図り、企業競争優位性の確立をサポートいたします。
[事業系統図]
初値予想
辻・本郷ITコンサルティング(476A)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「各種業務コンサルティング、ソフトウェア販売導入支援やシステム開発等のDX支援及びSaaSと専門知識を基盤とした経理労務代行、専門人材供給等のオペレーションコンサルティング 等」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、普通
第14期第3四半期連結累計期間、売上の伸びは見えないが、利益(売上高は1,548,011千円、営業利益は236,895千円、経常利益は241,734千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は166,411千円)があり、IPO人気を考慮すれば、
公募割れの可能性が少ないと判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
独自評価
| 新規上場会社名 | 辻・本郷ITコンサルティン |
| 独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
| 初値期待度 | ○ |
| 人気度 | ○ (事業内容:各種業務コンサルティング、ソ フトウェア販売導入支援やシステム開発等の DX支援及びSaaSと専門知識を基盤とした経 理労務代行、専門人材供給等のオペレーショ ンコンサルティング 等) |
| 業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
| 当選枚数 | ○: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
| ■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 事業の内容 | 各種業務コンサルティング、ソフトウェア販 売導入支援やシステム開発等のDX支援及び SaaSと専門知識を基盤とした経理労務代行、 専門人材供給等のオペレーションコンサルテ ィング 等 |
| 業種別分類・コード | 情報・通信業・476A |
| 公募株数 | 260,000株 |
| 売出株数 | 310,000株 |
| OA株数 | 85,500株 |
| 当選本数(売買単位:100株) | 6,555本 |
| 仮条件決定日 | 12/2 |
| BB期間 | 12/4~12/10 |
| 公開価格決定日(当選日) | 12/11 |
| 申込期間 | 12/12~12/17 |
| 上場日 | 12/19 |
| 主幹事証券 | SBI証券 |
| 幹事証券 | 大和証券 あかつき証券 岩井コスモ証券 岡三証券 Jトラストグローバル証券 東海東京証券 松井証券 水戸証券 |
事業規模
| 想定価格 | 1,810円 |
| 上場時発行済み株式総数 | 1,951,988株 |
| 想定時価総額 | 35.3億円 |
| 吸収金額 | 11.9億円 |
| 案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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