Synspective(290A)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
Synspective(290A)は、当社及び連結子会社2社で構成されており、「次世代の人々が地球を理解し、レジリエントな未来を実現するための新たなインフラをつくる」ことを目指し、衛星コンステレーションとデータ解析技術を用いた衛星データ事業を展開しております。
当社グループのビジネスは、小型SAR衛星と関連システムの開発・製造を通じた衛星コンステレーションの運用とその取得データの販売及びソリューションの開発・販売です。衛星の打上、および衛星・地上間の通信設備利用については外部企業に委託しています。SAR衛星データを取得し、エンドユーザーに対して価値提供するまでのオペレーションを一貫して行うため、安定したデータ取得とマーケットニーズを捉えたサービスの開発・提供が可能となります。これらを通じて顧客に提供するサービスは、データ販売とソリューション提供の2つです。
初値予想
Synspective(290A)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「小型SAR 衛星の開発・運用からSAR データの販売とソリューションの提供」で普通
- 業績は、微妙
- 当選本数は、微妙
第7期第3四半期連結累計期間、利益を確保していず(売上高は、1,608,460千円、営業損失は1,969,016千円、経常損失は2,190,874千円、親会社株主に帰属する四半期純損失は2,189,251千円)、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2024/12/3】
仮条件がでました。
想定価格:460円
仮条件 :460~480円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | Synspective |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:小型SAR 衛星の開発・運用から SAR データの販売とソリューションの提供) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | 小型SAR 衛星の開発・運用からSAR データの 販売とソリューションの提供 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・290A |
公募株数 | 19,041,200株 |
売出株数 | 0株 |
OA株数 | 3,195,600株 |
当選本数(売買単位:100株) | 222,368本 |
仮条件決定日 | 12/3 |
BB期間 | 12/4~12/9 |
公開価格決定日(当選日) | 12/10 |
申込期間 | 12/11~12/16 |
上場日 | 12/19 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | みずほ証券 SBI証券 東海東京証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 大和証券 マネックス証券 楽天証券 アイザワ証券 |
事業規模
想定価格 | 460円 |
上場時発行済み株式総数 | 108,249,150株 |
想定時価総額 | 497.9億円 |
吸収金額 | 102.3億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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