【IPO新規】Terra Drone(278A)の初値予想とBBスタンスについて

Terra Drone(278A)の新規上場が決まりました。

わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。

事業内容(概要)

Terra Drone(278A)は、当社及び連結子会社８社（Terra Global株式会社、PT. Terra Drone Indonesia、Terra Inspectioneering B.V.、Terra Drone Agri SDN. BHD.、Terra Drone Arabia for Drones、Unifly NV、Unifly Inc.、Unifly Rotech S.R.L.）、持分法適用会社１社（Aloft Technologies, Inc.）の計10社で構成されており、産業用ドローンをはじめとしたハード・ソフト・サービスを組み合わせたソリューションを提供している「ドローンソリューションセグメント」と、UTMの開発・構築及びそれらを通してドローンの運航管理を行う「運航管理セグメント」の２つのセグメントを通じて、低空域経済圏のグローバルプラットフォーマーの実現を目指しております。

ドローンサービス企業として世界Top３に入り、海外で事業を行う関連会社６社、サービス展開国数は14ヶ国（2024年１月期）となる、グローバルな事業展開を行っております。

[事業系統図]

初値予想

Terra Drone(278A)の上場において、気になる点は下記になります。

• テーマ的には、「測量・点検・農業等におけるドローンを含むハード・ソフトの開発及びサービスの提供、安全かつ効率的なドローンや空飛ぶクルマの運航を管理するためのシステム（UTM）の開発・提供」で普通
• 業績は、微妙
• 当選本数は、普通

第９期中間連結会計期間、売上の伸びは見えず、利益を確保していないので（売上高は1,913,941千円、税金等調整前中間純損失は360,358千円、親会社株主に帰属する中間純損失は302,826千円）、公募割れの可能性があると判断します。