オルツ(260A)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
オルツ(260A)は、「個人の記憶の永遠化・意思の再現・個人の価値の最大・永遠化により自律社会の実現を加速させるパーソナル人工知能」の開発を目指し、「ラボーロからオペラへ」と「私たちの存在を永久にする」の2つをMission(使命)に掲げ、創業より一貫して「P.A.I.」(パーソナル人工知能)の研究開発を行っております。「P.A.I.」(パーソナル人工知能)とは、私たち自身の意思をデジタル化し、それをクラウド上に配置してあらゆるデジタル作業をそのクローンにさせることを目的としたAIであり、当社は、全ての人が自分のAIを持つことによって、労働(Lavoro)から解放され、アーティスティックな営み(Opera)に没頭することができる世界を実現することを目指しています。
これが実現することにより、現在多く見られる「労働集約型ビジネスモデル」から「知識集約型ビジネスモデル」へと転換が行われると考えております。
当社は、アカデミックのネットワークを活用し「P.A.I.」(パーソナル人工知能)の研究開発を進める一方で、その研究開発過程から生まれた対話エンジンなどの要素技術や、機械学習による個性モデル構築などのノウハウを、AIの活用を検討するクライアントに提供してまいりました。また、2020年1月に、現在の当社収益の多くを占めるCommunication Intelligence「AI GIJIROKU」の提供を開始するなど、上記技術を活用したAI Products事業や、戦略的パートナーとの連携により様々なクライアントに対してAIモデルを応用したAISolutions事業を提供しております。
[事業系統図]
初値予想
オルツ(260A)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「デジタルクローンP.A.I.の開発を最終目的とした要素技術の研究開発とそれらを応用した製品群(Communication Intelligence「AI GIJIROKU」等)の展開、AIソリューションの提供」で普通
- 業績は、微妙
- 当選本数は、微妙
第11期中間会計期間、利益を確保していず(売上高2,844,006千円、営業損失1,111,562千円、経常損失1,126,917千円、中間純損失は1,127,392千円)、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2024/9/25】
仮条件がでました。
想定価格:510円
仮条件 :510~540円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | オルツ |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:デジタルクローンP.A.I.の開発 を最終目的とした要素技術の研究開発とそれ らを応用した製品群(Communication Intelligence「AI GIJIROKU」等)の展開、 AIソリューションの提供) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | デジタルクローンP.A.I.の開発を最終目的とし た要素技術の研究開発とそれらを応用した製品 群(Communication Intelligence「AI GIJIROKU」等)の展開、AIソリューションの 提供 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・260A |
公募株数 | 7,500,000株 |
売出株数 | 1,500,000株 |
OA株数 | 1,350,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 103,500本 |
仮条件決定日 | 9/25 |
BB期間 | 9/26~910/2 |
公開価格決定日(当選日) | 10/3 |
申込期間 | 10/4~10/9 |
上場日 | 10/11 |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | SBI証券 野村證券 あかつき証券 松井証券 丸三証券 |
事業規模
想定価格 | 510円 |
上場時発行済み株式総数 | 33,344,700株 |
想定時価総額 | 170.1億円 |
吸収金額 | 52.8億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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