【IPO新規】Chordia Therapeutics(190A)の初値予想とBBスタンスについて

Chordia Therapeutics(190A)の新規上場が決まりました。

わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。

事業内容(概要)

Chordia Therapeutics(190A)は、新規抗がん薬の市販を目指して研究開発を行う創薬ベンチャー企業です。医療ニーズ（アンメットメディカルニーズ）の高いがん領域で、新しい作用を有する低分子の画期的医薬品（ファーストインクラス）の研究開発が主要な事業の内容です。当社がマネジメントと研究業務（探索研究、前臨床研究、臨床研究）、特に候補化合物の探索、評価、最適化、臨床試験に集中し、外部協力先が得意な業務、中でも基礎研究、原薬及び製剤の製造、流通・販売などは各外部協力先に委託するという形を取ってビジネスを進めております。

[事業系統図]

初値予想

Chordia Therapeutics(190A)の上場において、気になる点は下記になります。

• テーマ的には、「RNA 制御ストレスを標的とするがん治療薬の開発等」で普通
• 業績は、微妙
• 当選本数は、微妙

第７期第２四半期累計期間、利益を確保していず（事業収益は該当ありませんでした。営業損失は809百万円、経常損失は801百万円、四半期純損失は802百万円）、当選本数が多めを考慮すると、公募割れの可能性があると判断します。