POPER(5134)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
POPER(5134)は、「『教える』をなめらかに」をミッションに掲げ、学習塾を中心とする教育事業者等のバックオフィスのアナログ的な業務をデジタル化(DX)することで効率化を図り、講師等がより多くの生徒と向き合える「教える時間」を捻出できるよう、教育事業者等向けSaaS型業務管理プラットフォーム「Comiru」の開発・運用に注力しております。
当社は、「教える」という現象の本質は、講師等と生徒の関係性にあると考えています。講師等と生徒の関係性は相互に尊重し合い、相互にオープンで、相互に影響し合うものだと当社は感じていますが、この関係性の構築には講師等の気持ちと時間に余裕が必要です。しかし、今の講師等は授業時間以外の事務作業に追われており、気持ちと時間に余裕がないため、この関係性を構築することが非常に難しくなりました。当社は、そのような講師等が「Comiru」を活用することにより、バックオフィス業務の作業時間を減らし、多くの生徒の成長や学習効果の向上に良い影響を与えられる環境を実現してまいります。
[事業系統図]
初値予想
POPER(5134)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「教育事業者等のバックオフィス業務の効率化及び保護者とのコミュニケーションを強化するSaaS 型業務管理プラットフォーム「Comiru」の開発・提供」で普通
- 業績は、微妙
- 公開株数は、普通
第8期第3四半期累計期間、過去の業績の推移と利益を確保していない(売上高は479,877千円、営業損失26,408千円、経常損失28,811千円、四半期純損失36,915千円)ことを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断と判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2022/10/26】
仮条件がでました。
想定価格:630円
仮条件 :630~700円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | POPER |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:教育事業者等のバックオフィス 業務の効率化及び保護者とのコミュニケーシ ョンを強化するSaaS 型業務管理プラットフォ ーム「Comiru」の開発・提供) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):△ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | ○: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | 教育事業者等のバックオフィス業務の効率化及 び保護者とのコミュニケーションを強化する SaaS 型業務管理プラットフォーム「Comiru」 の開発・提供 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・5134 |
公募株数 | 200,000株 |
売出株数 | 326,400株 |
OA株数 | 78,900株 |
当選本数(売買単位:100株) | 6,053本 |
仮条件決定日 | 10/26 |
BB期間 | 10/28~11/4 |
公開価格決定日(当選日) | 11/7 |
申込期間 | 11/8~11/11 |
上場日 | 11/15 |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | みずほ証券 SBI証券 岩井コスモ証券 松井証券 東洋証券 |
事業規模
想定価格 | 630円 |
上場時発行済み株式総数 | 3,780,053株 |
想定時価総額 | 23.8億円 |
吸収金額 | 3.8億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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