ギックス(9219)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
ギックス(9219)は、Data-Informed事業の単一セグメントであるため、事業セグメントを開示しておりませんが、提供するサービスの特徴から大きく「個別課題解決」と「共通課題解決」に分類しております。また、「個別課題解決」は、個別の企業・事業の状況に応じた、データを活用した判断の在り方を検討する「DIコンサルティング」と、その判断を継続的に行うために必要な、データ活用の仕組み(基盤)を構築・運用する「DIプラットフォーム」の2つのサービスで構成されます。「共通課題解決」は、先述したDIコンサルティング、DIプラットフォームの中で得られたノウハウや独自のツール群を活用し、ソフトウェア・サービスである「DIプロダクト」を提供しています。
- 【DIコンサルティング】業務上の「判断」をデータインフォームドに変革するための、コンサルティングサービス(PoC/業務設計/人材育成/prototyping)
- 【DIプラットフォーム】継続的なDI判断を可能とするクラウドネイティブなデータ基盤の提供(仕組みづくり/改善活動/機能追加)
- 【DIプロダクト】DI判断実行のための情報提供・付加機能提供
[事業系統図]
初値予想
ギックス(9219)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「アナリティクスを用いたデータインフォームド事業データを活用した各種コンサルティング業務及びツールの研究開発上記ツールを用いた各種サービスの提供」で普通
- 業績は、普通
- 公開株数は、普通
第10期第2四半期累計期間、売上の伸びは見えないが、利益を確保していること(売上高は443,821千円、営業利益は17,060千円、経常利益は16,436千円、四半期純利益は10,004千円)とIPO人気を考慮すれば、
公募割れの可能性が少ないと判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
独自評価
新規上場会社名 | ギックス |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | ○ |
人気度 | ○ (事業内容:アナリティクスを用いたデータ インフォームド事業データを活用した各種コ ンサルティング業務及びツールの研究開発 上記ツールを用いた各種サービスの提供) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):△ |
当選枚数 | ○: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | マザーズ |
事業の内容 | アナリティクスを用いたデータインフォームド 事業データを活用した各種コンサルティング業 務及びツールの研究開発上記ツールを用いた各 種サービスの提供 |
業種別分類・コード | サービス業・9219 |
公募株数 | 300,000株 |
売出株数 | 735,500株 |
OA株数 | 155,300株 |
当選本数(売買単位:100株) | 11,908本 |
仮条件決定日 | 3/11 |
BB期間 | 3/14~3/17 |
公開価格決定日(当選日) | 3/18 |
申込期間 | 3/22~3/25 |
上場日 | 3/30 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | SBI証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 楽天証券 いちよし証券 |
事業規模
想定価格 | 1,070円 |
上場時発行済み株式総数 | 5,493,400株 |
想定時価総額 | 58.8億円 |
吸収金額 | 12.7億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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