レナサイエンス(4889)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
レナサイエンス(4889)は、自社開発品(自社シーズ)を有する一方で、大学等からの外部シーズを獲得し医師主導治験を活用しながら治療コンセプトの実証Proof-of-concept (POC)まで成長させ、製薬企業等へライセンスアウトすることが、当社のビジネス・モデルです。現パイプラインの中で、自社シーズは、PAI-1阻害薬及びピリドキサミン等であり、外部シーズはこれら化合物の新たな用途等が該当します(事業の内容(2) 当社のコア技術参照)。多様なモダリティ(医薬品、医療機器、人工知能(AI)ソリューション等)の研究開発を業務としていますが、大学等研究機関との共同研究で基礎研究を行い、その成果を活用して臨床開発(医師主導治験)までを一気通貫で繋げる開発を行っています。
[事業系統図]
初値予想
レナサイエンス(4889)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「医療現場の課題を解決するため、多様なモダリティ(医薬品、医療機器、人工知能(AI)等)を活用して新たな医療ソリューションを研究開発する」で普通
- 業績は、微妙
- 公開株数は、微妙(多い)
第23期第1四半期累計期間、売上の伸びが見えず、利益確保ができていないことから、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2021/9/6】
仮条件がでました。
想定価格:630円
仮条件 :630~670円
想定価格から見て、仮条件の価格は維持、判定も維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | レナサイエンス |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:医療現場の課題を解決するため、 多様なモダリティ(医薬品、医療機器、人工知 能(AI)等)を活用して新たな医療ソリューシ ョンを研究開発する) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | マザーズ |
事業の内容 | 医療現場の課題を解決するため、多様なモダリ ティ(医薬品、医療機器、人工知能(AI)等) を活用して新たな医療ソリューションを研究 開発する |
業種別分類・コード | 医薬品・4889 |
公募株数 | 2,240,000株 |
売出株数 | 711,400株 |
OA株数 | 442,700株 |
当選本数(売買単位:100株) | 33,941本 |
仮条件決定日 | 9/6 |
BB期間 | 9/7~9/13 |
公開価格決定日(当選日) | 9/14 |
申込期間 | 9/15~9/21 |
上場日 | 9/24 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | 大和証券 SBI証券 極東証券 東洋証券 いちよし証券 丸三証券 |
事業規模
想定価格 | 630円 |
上場時発行済み株式総数 | 12,269,000株 |
想定時価総額 | 77.3億円 |
吸収金額 | 21.4億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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