【更新日:2020/03/31】上場中止
Speee (4499)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて、述べたいと思います。
事業内容
Speee (4499)は、当社及び連結子会社(PT.SPEEE RECRUITMENT NUSANTARA、株式会社Datachain、株式会社Velocity、株式会社ThinQ Healthcare)の計5社によって構成され、「MarTech(マーテック)事業」、「X-Tech(クロステック)事業」、「Data Platform(データプラットフォーム)事業」等を行っています。
- 【MarTech事業】自社で蓄積したデータと世の中に散在するデータや解法を収集・整理し、活用方法を紡ぎ出すことで顧客企業の成果最大化を目指しており、当セグメントでは、データ分析を元にしたマーケティングソリューションサービスを提供
- 【X-Tech事業】中古不動産売却におけるマッチングサービス、外壁リフォームにおけるマッチングサービス
- 【Data Platform事業】重要なデータに関して、全ての取引履歴について第三者による検証が可能であり、意図しない相手へのデータ流出を防ぎつつ、中央管理者を介さずに当事者間でデータ流通が完結する取引形態を実現すること
[事業系統図]
初値予想
Speee (4499)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「マーケティングソリューションサービス」で、人気は微妙
- 業績は、良いとは言えず、あまり期待できない
- 公開株数は、多い
上記のことを考慮すると、公募割れの可能性がります。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンスは、下記になります。
- 様子見で、『仮条件』で判断
独自評価
新規上場会社名 | Speee |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:X-Tech 事業の運営等) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):△(2.9%) 経常利益(10% 以上):△(4.1%) 当期純利益(10% 以上):△(-74.6%) 自己資本比率(40%以上):△(26.8%) 自己資本利益率(10% 以上):△(4.2%) |
当選枚数 | △ 基準: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | マザーズ |
事業の内容 | データ資産を利活用したマーケティング活動を支援する MarTech 事業及び消費者と事業者を繋ぐプラットフォーム サービスを提供しリアル産業のデジタルシフトを促進する X-Tech 事業の運営等 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・4499 |
公募株数 | 2,607,000株 |
売出株数 | 195,000株 |
OA株数 | 420,300株 |
当選本数(売買単位:100株) | 32,223本 |
仮条件決定日 | 3/31 |
BB期間 | 4/2~4/8 |
公開価格決定日(当選日) | 4/9 |
申込期間 | 4/10~4/15 |
上場日 | 4/20 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | SBI証券 みずほ証券 SMBC日興証券 大和証券 藍澤證券 いちよし証券 マネックス証券 楽天証券 |
事業規模
想定価格 | 2,590円 |
上場時発行済み株式総数 | 11,507,000株 |
想定時価総額 | 298.0億円 |
吸収金額 | 83.5億円 |
案件規模 | 小型案件 |
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