【IPO証券会社】IPOとSBI証券

2020/01/15

IPO証券会社

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今回は、IPOの取扱数一番のSBI証券について調べてみました。

IPO抽選に参加する上で、一番気になるのが公募割れです。

公募割れのリスクがある場合、参加しないのが一番良いのですが、多くのIPO投資家はSBI証券に最低株数:100株で参加し、落選時のIPOチャレンジポイントを貯めています。

IPOチャレンジポイントを貯め、年に数度のある超S級のIPOの抽選に参加する準備をしています。

もし、当選しても、ペナルティー無しで購入辞退ができます。

 

1.特徴

SBI証券の主な特徴は下記になります。

  • ネット証券である
  • IPO引受数1位(2019年の引受数:82社/86社中)
  • IPO主幹事証券会社の経験(2019年の主幹事引受数:7社)
  • IPO抽選に外れても、IPOチャレンジポイント抽選
  • IPO抽選は口数比例抽選
  • NISA口座は手数料無料
  • 口座数が多い(2019年:約495万口座)

次に抽選について説明します。

2.抽選について

SBI証券の抽選は、下記2段階方式になっています。

  • IPO抽選
  • IPOチャレンジポイント抽選

IPO抽選

SBI証券のIPOは、口数比例抽選です。

口数比例抽選は、100株に1口の抽選件が与えられます。
すなわち、申込株数が多いほど抽選回数が多くなり、当選確率が上がります

抽選時、申込株数の買付余力の確認が行われますので、事前に入金が必要になります。
もし買付余力が不足していた場合は、買付余力内の株数で抽選が行われます。

抽選対象の買付余力確認は、抽選日(発売価格決定日)の18:00前に行われます。

同一日に新規上場株の抽選が複数行われる場合は、順番に抽選が行われます。

初めの抽選に当選した場合、次の抽選の買付余力からその購入費用が引かれます。
最悪、買付余力が無い場合は抽選が行われません。(要注意ですね(^_^))

抽選の割合について、少し調べてみました。

日本証券業協会の「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」のSBI証券のデータから、新規公開株の個人のお客様への配分は約50%でした。

SBI証券の「募集等に係る株券等の顧客への分配に係る基本方針」では、その個人のお客様への配分の70%をIPO抽選30%をIPOチャレンジポイント抽選に割り当てています。

項目抽選の割合備考
新規公開株の個人のお客様への配分約50%例)AI CROSS:47.2%
セルソース:56.6%
(内訳)
SBI証券の「募集等に係る株券等の顧客への
分配に係る基本方針」より
個人のお客様への配分予定数量:70%
IPOチャレンジポイントへの配分数量:30%
 個人のお客様への配分予定数量約35%
 IPOチャレンジポイントへの配分数量約15%
その他(抽選によらない配分)約50%

SBI証券ではIPO抽選に落選した場合、IPOチャレンジポイントを1点もらえます。

次にIPOチャレンジポイント抽選について説明します。

IPOチャレンジポイント抽選

IPO抽選に落選するとIPOチャレンジポイントが貯まります。
そのポイントを使用して、IPOチャレンジポイント抽選に参加します。

IPOチャレンジポイント抽選(前記抽選の割合:15%)は、新規上場株のIPO抽選後に行われ、落選した人が対象になります。(IPOチャレンジポイント抽選申込は、IPO抽選申込時に行う必要があります)

このIPOチャレンジポイント抽選は、純粋にポイントの多さで当選します。

落選した場合は、ポイントが戻ってきますので、いつかは必ず当選します。(当選するとポイントがなくなりますが(^_^))

人気度当選予想ポイント
超人気IPO300~500ポイント
人気IPO250~400ポイント
普通IPO200~300ポイント

ご参考まで!

3.手数料について

SBI証券の手数料をまとめてみました。

約定金額スタンダードプラン
一注文の約定手数料
(税抜)
アクティブプラン
一日の約定代金
(税抜)
NISA口座
5万円まで\50
\0
手数料無料
10万円まで\90
20万円まで\105
50万円まで\250
100万円まで\487\762
150万円まで\582
約定金額100万円以降
100万円増加毎に400
円ずつ増加
3000万円まで\921
3000万円超\973

IPO抽選で当選した場合、買付時の手数料は無料になります。

SBI証券の手数料には一注文の約定毎のスタンダードプラン一日の約定毎のアクティブプランがあり、自分の購入スタイルにより選ぶ必要があります。(わたしはスタンダードプランですが)

2019年のIPO株の初値売りで50万円を超える案件が、多くありますので考えどころですね。(^_^)

資金に余裕のある方は口数比例抽選で当選率を上げ、同時にNISA口座で税金の非課税の制度を有効に使うと良いかもしれません

 

では、また!

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のんびりとした資産運用が長い「令和のIPOおじさん」です。
「老後資金2000万円問題」を切っ掛けにIPOに本格参戦!!

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