ライオン事務器(423A)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
ライオン事務器(423A)は、当社と子会社5社で構成され、文具・事務用品、オフィス家具及び事務機器の製造販売、オフィス環境のデザイン・施工・内装工事、並びにICT機器の文教市場向け販売を主な事業の内容としております。
商流としては、製造委託先及び仕入先から商品を仕入れ、販売店や異業種の大手パートナー経由又は直接、ユーザーや官公庁・自治体等に販売しております。近年は「オフィスまるごと提案」(※)を進めており、顧客のオフィス移転、レイアウト変更等のニーズを捉え、デザイン・設計から施工まで提案しております。提案にあたっては、LIONブランドの商品を取り扱うメーカー機能のみならず、時流に合わせた商品を取り込んで多様な仕入商品を取り扱う商社機能も活用し、顧客に最適な提案を行っております。
また、当社は、販売チャネルとして、ECプラットフォーム「ナビリオン(NAVILION)」を有しております。
商品の配送、組立、施工は、子会社の株式会社ライオンロジスティクスと外部の配送業者に委託しております。
海外において、米国子会社のLION OFFICE PRODUCTS, INC.は、アメリカ国内で主に文具を販売しております。台湾子会社の福獅事務機器股份有限公司は、商品や部材を当社や国内外の子会社向けに輸出しております。中国子会社の福獅刅公用品貿易有限公司は、当社や日本国内企業への輸出、及び中国国内での商品販売を行っております。
[事業系統図]
初値予想
ライオン事務器(423A)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「文具・事務用品、オフィス家具及び事務機器の製造販売、オフィス環境のデザイン・施工・内装工事、ICT 機器の文教市場向けの販売、並びにe コマース」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、微妙
第125期第3四半期連結累計期間、利益を確保している(売上高275億63百万円、営業利益9億42百万円、経常利益10億10百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益6億89百万円)が、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2025/9/26】
仮条件がでました。
想定価格:209円
仮条件 :209~213円
想定価格から見て、仮条件が維持なので、当選本数のリスクが大きいと判断し、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | ライオン事務器 |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:文具・事務用品、オフィス家 具及び事務機器の製造販売、オフィス環境 のデザイン・施工・内装工事、ICT 機器の 文教市場向けの販売、並びにe コマース) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):△ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):△ |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | スタンダード市場 |
事業の内容 | 文具・事務用品、オフィス家具及び事務機器 の製造販売、オフィス環境のデザイン・施工 ・内装工事、ICT 機器の文教市場向けの販売 、並びにe コマース |
業種別分類・コード | 卸売業・423A |
公募株数 | 1,500,700株 |
売出株数 | 2,765,700株 |
OA株数 | 639,900株 |
当選本数(売買単位:100株) | 49,063本 |
仮条件決定日 | 9/25 |
BB期間 | 9/29~10/3 |
公開価格決定日(当選日) | 10/6 |
申込期間 | 10/7~10/10 |
上場日 | 10/15 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | SBI証券 岡三証券 岩井コスモ証券 楽天証券 広田証券 松井証券 マネックス証券 丸三証券 水戸証券 |
事業規模
想定価格 | 209円 |
上場時発行済み株式総数 | 31,369,000株 |
想定時価総額 | 65.6億円 |
吸収金額 | 10.3億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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