【IPO新規】yutori(5892)の初値予想とBBスタンスについて

yutori(5892)の新規上場が決まりました。

わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。

事業内容(概要)

yutori(5892)は、主に衣料品及び雑貨等の企画並びにそれらの小売・卸売事業を行っております。

① ブランド運営

当社の事業は、Z世代（1997年から2009年に生まれた世代）を対象としたストリートファッションブランドを発端として、その後はストリートブランドに限らないファッションカテゴリーにおいて、アパレル商材の企画及び販売により規模を拡大してまいりました。新規ブランドの立ち上げのほか、第５ 期には、M&A により「F-LAGSTUF-F（フラグスタフ）」、「Younger Song（ヤンガーソング）」、「Wudge Boy（ワッジボーイ）」などのブランドを取得し、ブランド展開戦略の多様化を図っております。

② 販売チャネル

当社の販売チャネルは、主に当社の複数のブランドを取り扱うプラットフォーム型の自社ECサイトである「YZStore」、株式会社ZOZOの運営する「ZOZOTOWN」での販売、POPUPやオフライン店舗（以下、「店舗等」という。）での販売、および、国内外のセレクトショップへの卸販売が中心となっております。なお、それぞれの全体の売上に対する構成比は、自社ECサイト51.4％、ZOZOTOWN31.5％、店舗等10.3％、卸販売6.1％（第５期、その他の売上が0.7％）となっております。

[事業系統図]

初値予想

yutori(5892)の上場において、気になる点は下記になります。

• テーマ的には、「衣料品及び雑貨等の企画並びにそれらの小売・卸売事業」で普通
• 業績は、普通
• 当選本数は、普通

第６期第２四半期累計期間、売上の伸びは見えないが、利益（売上高1,751,912千円、営業利益113,834千円、経常利益106,874千円、四半期純利益53,219千円）があり、IPO人気を考慮すれば、公募割れの可能性が少ないと判断します。