南海化学(4040)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
南海化学(4040)は、1906年の創業以来、化学品メーカーとして歩み続けてきました。現在は、「化学品事業を通じて地球環境と豊かな社会の創生に貢献する」を企業理念に掲げ、様々な製品の基礎原料として使われる苛性ソーダや殺菌、消毒に使われる次亜塩素酸ソーダをはじめとする「基礎化学品事業」、酢酸ナトリウム(食品用日持ち向上剤)、グルコサミンをはじめとする「機能化学品事業」、土壌殺菌剤として使われる農薬クロルピクリンをはじめとする「アグリ事業」、廃硫酸のリサイクルを中心とする「環境リサイクル事業」、及び塩の加工・販売に関する「各種塩事業」の5事業を展開しております。また、当社及び当社の関係会社は、当社及び国内外の連結子会社6社並びに持分法適用関連会社2社により構成されております。
[事業系統図]
化学品事業
環境リサイクル
各種塩事業
初値予想
南海化学(4040)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「化学工業薬品、農薬、医薬部外品及び食品添加物の製造・販売、産業廃棄物の収集、運搬及び中間処理に関する事業、並びに、塩の製造、加工、販売に関する事業」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、普通
第72期第3四半期連結累計期間、売上の伸びは見えないが、利益(売上高は13,862百万円となり、損益面につきましては、営業利益は452百万円、経常利益は512百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は329百万円)があり、IPO人気を考慮すれば、
公募割れの可能性が少ないと判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
独自評価
| 新規上場会社名 | 南海化学 | 
| 独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) |  | 
| 初値期待度 | ○ | 
| 人気度 | ○ (事業内容:化学工業薬品、農薬、医薬部外
 品及び食品添加物の製造・販売、産業廃棄物
 の収集、運搬及び中間処理に関する事業、並
 びに、塩の製造、加工、販売に関する事業)
 | 
| 業績 | ○ 評価項目:
 売上高(10% 以上):△
 経常利益(10% 以上):△
 当期純利益(10% 以上):○
 自己資本比率(40%以上):△
 自己資本利益率(10% 以上):○
 | 
| 当選枚数 | ○: 普通(~20,000本):○※
 多い(20,001本~):△
 ※売出株数の影響を考慮要
 | 
上場スケジュール
| ■JPX:新規上場会社情報より引用 |  | 
| 市場区分 | スタンダード市場 | 
| 事業の内容 | 化学工業薬品、農薬、医薬部外品及び食品添加 物の製造・販売、産業廃棄物の収集、運搬及び
 中間処理に関する事業、並びに、塩の製造、加
 工、販売に関する事業
 | 
| 業種別分類・コード | 化学・4040 | 
| 公募株数 | 600,000株 | 
| 売出株数 | 26,300株 | 
| OA株数 | 93,900株 | 
| 当選本数(売買単位:100株) | 7,202本 | 
| 仮条件決定日 | 4/4 | 
| BB期間 | 4/5~4/11 | 
| 公開価格決定日(当選日) | 4/12 | 
| 申込期間 | 4/13~4/18 | 
| 上場日 | 4/20 | 
| 主幹事証券 | SMBC日興証券 | 
| 幹事証券 | 野村證券 SBI証券
 楽天証券
 松井証券
 岩井コスモ証券
 岡三証券
 マネックス証券
 あかつき証券
 | 
事業規模
| 想定価格 | 1,795円 | 
| 上場時発行済み株式総数 | 2,330,330株 | 
| 想定時価総額 | 41.8億円 | 
| 吸収金額 | 12.9億円 | 
| 案件規模 | 小型案件 | 
企業業績
では、また!!
 
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