マイクロアド(9553)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
マイクロアド(9553)は、当社、連結子会社11社(株式会社マイクロアドデジタルサイネージ、株式会社エンハンス、他9社)、非連結子会社2社及び関連会社1社で構成され、「Redesigning The Future Life」というビジョンのもと、データとテクノロジーの力によって、マーケティングを変革し、人々の生活をより良いものに、より充実したものにすることを目指して事業運営を行ってまいりました。
当社グループは、データプラットフォーム事業の単一セグメントである為、セグメントごとの記載はしておりません。セグメントを構成する主要なサービスとして、(1)データソリューションサービス、(2)海外コンサルティングサービス、(3)デジタルサイネージサービスの3つのサービスによって事業展開しております。
また、3つのサービスに対して、労働集約的なビジネスモデルである「コンサルティング」と、プロダクト販売による収穫逓増型のビジネスモデルである「データプロダクト」の二つに分類することで、それぞれのビジネスモデルに応じた経営戦略の立案や収益性の分析を行っております。それぞれのビジネスモデルと、提供するサービスの関係は下図のとおりです。特に当社では収益性の高い「データプロダクト」のビジネスモデルに属する「UNIVERSE」へ注力しており、当該領域のプロダクト開発への投資を積極的に行うことで、データプラットフォーム事業の拡大を目指してまいります。
[事業系統図]
初値予想
マイクロアド(9553)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「データプラットフォーム事業」で普通
- 業績は、普通
- 公開株数は、微妙(少し多い)
第16期第2四半期連結累計期間、売上の伸びは見えないが、利益を確保していること(売上高6,122百万円、利益面では、営業利益431百万円、経常利益395百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益241百万円)が、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断と判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2022/6/14】
仮条件がでました。
想定価格:1,380円
仮条件 :1,300~1,410円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | マイクロアド |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:データプラットフォーム事業) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):△ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):△ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | データプラットフォーム事業 |
業種別分類・コード | サービス業・9553 |
公募株数 | 669,000株 |
売出株数 | 1,645,000株 |
OA株数 | 347,100株 |
当選本数(売買単位:100株) | 26,611本 |
仮条件決定日 | 6/9 |
BB期間 | 6/13~6/17 |
公開価格決定日(当選日) | 6/20 |
申込期間 | 6/21~6/24 |
上場日 | 6/29 |
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | 大和証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 岩井コスモ証券 東海東京証券 アイザワ証券 極東証券 丸三証券 水戸証券 むさし証券 |
事業規模
想定価格 | 970円 |
上場時発行済み株式総数 | 8,921,000株 |
想定時価総額 | 86.5億円 |
吸収金額 | 25.8億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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