【IPO新規】スパイダープラス(4192)の初値予想とBBスタンスについて

2021/03/09

IPO新規

t f B! P L

スパイダープラス(4192)の新規上場が決まりました。

わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。

事業内容(概要)

スパイダープラス(4192)は、熱絶縁工事を提供するエンジニアリング事業にて創業し、自社の生産性改善に真摯に向き合った結果、ITを活用する必要性を感じ、自社のみならず建設業全体の生産性改善に貢献すべくICT事業を開始いたしました。その結果、当社はICT事業及びエンジニアリング事業の2つのセグメントを下記のとおり構成するに至っております。

  • 【ICT事業】建設業の現場業務をDX(デジタルトランスフォーメーション)によって生産性向上に寄与するSaaSを開発・販売
  • 【エンジニアリング事業】当社創業期より熱絶縁工事を中心に運営(熱絶縁工事とは、熱を使うビルや工場などでエネルギー効率を高める(省エネルギー)ために装置や配管に断熱材を取付ける工事)

[事業系統図]

初値予想

スパイダープラス(4192))の上場において、気になる点は下記になります。

  • テーマ的には、「建設業を主な対象とした建築図面・現場管理アプリ「SPIDERPLUS」の開発・販売」で普通
  • 業績は、普通
  • 公開株数は、微妙(多い)

第22期第3四半期累計期間、働き方改革の影響等により建築図面・現場管理アプリである「SPIDERPLUS」の利用者数は順調に増加、「アーマフレックス」等を使用した熱絶縁工事の受注が好調で、売上、利益ともに伸びていることと、公開株数が多いこと(当選しやすいですが)が気になりますがIPO人気を考慮すれば、公募割れの可能性が少ないと判断します。

BBの参加スタンス

現時点でのBBスタンス;

  • 全力申込み


独自評価

新規上場会社名スパイダープラス
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク)
初値期待度
人気度
(事業内容:建設業を主な対象とした建築図
面・現場管理アプリ「SPIDERPLUS」の開発・
販売)
業績
評価項目:
 売上高(10% 以上):○
 経常利益(10% 以上):△
 当期純利益(10% 以上):○
 自己資本比率(40%以上):△
 自己資本利益率(10% 以上):△
当選枚数△:
 普通(~20,000本):○※
 多い(20,001本~):△
 ※売出株数の影響を考慮要

上場スケジュール

■JPX:新規上場会社情報より引用
市場区分マザーズ
事業の内容建設業を主な対象とした建築図面・現場管理ア
プリ「SPIDERPLUS」の開発・販売
業種別分類・コード情報・通信業・4192
公募株数3,220,000株
売出株数4,425,200株
OA株数1,146,700株
当選本数(売買単位:100株)87,919本
仮条件決定日3/12
BB期間3/15~3/18
公開価格決定日(当選日)3/19
申込期間3/22~3/25
上場日3/30
主幹事証券野村證券
幹事証券大和証券
SBI証券
いちよし証券
岩井コスモ証券
SMBC日興証券
岡三証券
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券

事業規模

想定価格1,010円
上場時発行済み株式総数31,808,100株
想定時価総額321.3億円
吸収金額88.8億円
案件規模小型案件


企業業績


では、また!!

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のんびりとした資産運用が長い「令和のIPOおじさん」です。
「老後資金2000万円問題」を切っ掛けにIPOに本格参戦!!

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・資産運用に関わる情報(節税、確定申告など)
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