【IPO新規】プログレス・テクノロジーズ グループ(339A)の初値予想とBBスタンスについて

プログレス・テクノロジーズ グループ(339A)の新規上場が決まりました。

わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。

事業内容(概要)

プログレス・テクノロジーズ グループ(339A)は、当社及び連結子会社２社（プログレス・テクノロジーズ株式会社、Ｓ＆ＶＬ株式会社）により構成されています。

なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第２項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については、連結べースの数値に基づいて判断することになります。

当社グループはメーカーがフォーカスすべき独自の製品開発技術領域を「コア技術」と定義し、それらの進化に必要となるデジタル特化技術である「ニアコア技術」に注力する形で、メーカーに様々なソリューションやサービスを提供しています。日本の製造業がグローバルマーケットでのプレゼンスを高め、競争力を強化していく上で、製品開発プロセスのデジタル化は避けて通ることは出来ず、当社のニアコア技術の重要性は今後一層高まっていくものと認識をしております。

[事業系統図]

初値予想

プログレス・テクノロジーズ グループ(339A)の上場において、気になる点は下記になります。

• テーマ的には、「大手製造業向けデジタルソリューション・デジタルエンジニアリングサービスの提供」で普通
• 業績は、微妙
• 当選本数は、微妙

第５期第３四半期連結累計期間、利益を確保していず（売上収益4,228百万円（前年同期比10.7％増）、営業利益1,057百万円（前年同期比19.8％増）、EBITDA1,170百万円（前年同期比14.2％増）、税引前四半期利益1,015百万円（前年同期比37.0％増）、四半期利益734百万円（前年同期比40.5％増））、当選本数が多めを考慮すると、公募割れの可能性があると判断します。