MIC(300A)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
MIC(300A)は、「ビジネス改善カンパニー」として、主にリテール業界において販促活動を展開する企業が抱える非効率を解消するため、全体最適化を実現する『リテール販促360°フルサービス』(=以降、『360°フルサービス』と表記)を提供し、企業が本質的な業務に集中できる時間を創造しております。
当社が掲げる『360°フルサービス』とは以下のサービスを顧客に応じて組み合わせ、それらを「自社一貫体制」でシームレスに提供することで、リテール販促活動を全体最適化するビジネスモデルとなります。
<『360°フルサービス』の提供内容>
・業務改善コンサルティング
・システム開発
(業務システム開発やデータベース構築など)
・BPO
(デザイナーや営業の顧客常駐、キャンペーン事務局代行など)
・クリエイティブデザイン
(デジタル、フィジカル領域を問わない企画提案やデザイン制作など)
・ものづくり
(販促物の印刷製造・加工など)
・フルフィルメント
(在庫保管・流通加工や共同配送・個別配送など)
・フィールドサポート
(小売店舗を回り最適な陳列などをおこなうラウンダー派遣や
売場立ち上げ、店舗調査等)
[事業系統図]
初値予想
MIC(300A)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「リテール販促における総合支援事業(業務改善コンサルティング、販促物の印刷/製造、フルフィルメント、システム開発、BPO、クリエイティブデザイン、フィールドサポート等)」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、微妙
第73期中間会計期間、利益を確保している(売上高は5,704,554千円、営業利益391,108千円、経常利益411,519千円、中間純利益264,617千円)が、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2024/12/8】
仮条件がでました。
想定価格:900円
仮条件 :900~960円
想定価格から見て、仮条件の価格維持で、当選本数のリスクが大きいと判断し、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | MIC |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:リテール販促における総合支援 事業(業務改善コンサルティング、販促物の 印刷/製造、フルフィルメント、システム開発 、BPO、クリエイティブデザイン、フィール ドサポート等)) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):△ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):△ |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | スタンダード市場 |
事業の内容 | リテール販促における総合支援事業(業務改善 コンサルティング、販促物の印刷/製造、フル フィルメント、システム開発、BPO、クリエイ ティブデザイン、フィールドサポート等) |
業種別分類・コード | サービス業・300A |
公募株数 | 1,100,000株 |
売出株数 | 700,000株 |
OA株数 | 270,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 20,700本 |
仮条件決定日 | 12/5 |
BB期間 | 12/9~12/13 |
公開価格決定日(当選日) | 12/16 |
申込期間 | 12/17~12/20 |
上場日 | 12/25 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 大和証券 SMBC日興証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 楽天証券 松井証券 マネックス証券 岡三証券 あかつき証券 |
事業規模
想定価格 | 900円 |
上場時発行済み株式総数 | 7,100,000株 |
想定時価総額 | 63.9億円 |
吸収金額 | 18.6億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
0 件のコメント:
コメントを投稿