インフォメティス(281A)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
インフォメティス(281A)グループは、当社、連結子会社(Informetis Europe Ltd.)及び関連会社(株式会社エナジーゲートウェイ)の3社で構成され、脱炭素やGXに取り組む企業向けに、エナジー・インフォマティクス事業を展開しております。
連結子会社であるInformetis Europe Ltd.は、地域的にAI(機械学習)の学術的教育環境が整っており、最先端のAI研究者採用に有利なイギリス・ケンブリッジに設立された技術開発拠点であるとともに、欧州圏を中心とした営業拠点でもあります。
関連会社である株式会社エナジーゲートウェイは、当社と東京電力パワーグリッド株式会社で共同設立した東京電力パワーグリッド株式会社の子会社で、国内における当社電力消費者向けサービスの独占的販売代理店であるとともに、東京電力グループの事業領域を拡大し、同グループの競争力の強化と企業価値の向上に重要な役割を果たしております。
[事業系統図]
初値予想
インフォメティス(281A)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「エナジー・インフォマティクス事業(エネルギー関連データを独自のAIで解析して省エネルギーと快適生活の実現をするスマート・リビングサービス、エネルギーの運用効率の最適化を実現するエネルギー・マネジメントサービス、エネルギーデータ等を利活用した新サービスの創出)」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、微妙
第12期第3四半期連結累計期間、利益を確保している(売上高は698,689千円、営業損失は11,416千円、経常利益は34,172千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は34,735千円)が、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2024/11/20】
仮条件がでました。
想定価格:1,080円
仮条件 :890~1,080円
想定価格から見て、仮条件の価格維持で、当選本数のリスクが大きいと判断し、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | インフォメティス |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:エナジー・インフォマティク ス事業(エネルギー関連データを独自のAI で解析して省エネルギーと快適生活の実現を するスマート・リビングサービス、エネルギ ーの運用効率の最適化を実現するエネルギ ー・マネジメントサービス、エネルギーデ ータ等を利活用した新サービスの創出)) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | エナジー・インフォマティクス事業(エネル ギー関連データを独自のAIで解析して省エネ ルギーと快適生活の実現をするスマート・リ ビングサービス、エネルギーの運用効率の最 適化を実現するエネルギー・マネジメントサ ービス、エネルギーデータ等を利活用した新 サービスの創出) |
業種別分類・コード | 情報・通信業・281A |
公募株数 | 600,000株 |
売出株数 | 1,861,600株 |
OA株数 | 369,200株 |
当選本数(売買単位:100株) | 28,308本 |
仮条件決定日 | 11/19 |
BB期間 | 11/21~11/27 |
公開価格決定日(当選日) | 11/28 |
申込期間 | 11/29~12/4 |
上場日 | 12/9 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | SBI証券 楽天証券 東海東京証券 岡三証券 松井証券 マネックス証券 あかつき証券 岩井コスモ証券 東洋証券 |
事業規模
想定価格 | 1,080円 |
上場時発行済み株式総数 | 4,863,357株 |
想定時価総額 | 52.5億円 |
吸収金額 | 30.6億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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