アップコン(5075)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
アップコン(5075)は、「健康第一」「安全第一」「家庭第一」という基本理念のもと、スピードと環境を重視した経営を行い、社会貢献度の高い研究開発型企業となることを経営方針としています。工場・倉庫・店舗や、一般の住宅などの建物において、地盤の不同沈下を原因として生じたコンクリート床の沈下・傾き・段差・空隙を完全ノンフロンのウレタン樹脂、及び小型機械を用いた独自の「アップコン工法」によって修正する施工を主力事業として展開しております。
従来、コンクリート床の沈下修正時には、既設のコンクリートを取り壊し、新たなコンクリート床を打設するコンクリート打替え工法などが用いられてきましたが、アップコン工法では、既設のコンクリート床を破壊するなど、大規模な解体工事が不要であり、また、機械や荷物の撤去・移動・引っ越し作業も必要としないことから、操業を止めることなく短期間でコンクリート床の傾きを修正することを可能としております。
その他、アップコン工法を応用した技術を用いて、主に公共工事として、道路や空港に生じた段差の修正や空隙充填なども行っております。
[事業系統図]
初値予想
アップコン(5075)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「土木工事業」で微妙
- 業績は、普通
- 公開株数は、普通
第20期第2四半期累計期間、利益を確保している(売上高は455,530千円、営業利益88,519千円、経常利益94,249千円、四半期純利益は64,763千円)が、テーマを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断と判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2022/12/7】
仮条件がでました。
想定価格:1,280円
仮条件 :1,160~1,280円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | アップコン |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | △ (事業内容:土木工事業) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):△ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):△ |
当選枚数 | ○: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | 名証ネクスト |
事業の内容 | 土木工事業 |
業種別分類・コード | 建設業・5075 |
公募株数 | 100,000株 |
売出株数 | 117,000株 |
OA株数 | 32,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 2,490本 |
仮条件決定日 | 12/6 |
BB期間 | 12/8~12/14 |
公開価格決定日(当選日) | 12/15 |
申込期間 | 12/16~12/21 |
上場日 | 12/26 |
主幹事証券 | Jトラストグローバル 証券 |
幹事証券 | 岡三証券 SBI証券 東海東京証券 楽天証券 マネックス証券 水戸証券 |
事業規模
想定価格 | 1,280円 |
上場時発行済み株式総数 | 1,399,400株 |
想定時価総額 | 17.9億円 |
吸収金額 | 3.2億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
0 件のコメント:
コメントを投稿